ヨメテルを使ってみた

テクノロジー

聴覚に障害のある人向け新サービス「ヨメテル」とは

先日(2025年3月上旬)新聞をみていると1面広告で「ヨメテル」という電話リレーサービスが開始されると載っていた。

ヨメテルは、電話で相手先の声が聞こえにくいことがある人(以下、きこえにくい人)へのサービスとして、通話相手の声を文字にする電話アプリです。24時間・365日、双方向での利用、緊急通報機関への連絡も可能です。通話相手の声を文字にすることで、電話でのコミュニケーションをスムーズにする、法律に基づいた公共インフラとしてのサービスです。

ヨメテル公式サイト

「ヨメテル」の事をすぐに連絡、申し込みまで

彦左の元職場の先輩は、耳もとで大声を出して辛うじて意思の疎通が出来るレベルの聴覚に障害のある人です。

新聞を見た翌日早速メールしました。本人も気になっていたのか、既に新聞をチエック済みで申しこんでみようという返事がきました。
簡単にも仕込み手順をリストにします。詳しくは公式サイトをごらんください。

  • アプリをダウンロード、インストール
  • アプリから本人確認、マイナンバーカードや運転免許証を写す
  • 本人確認ができれば、即時に専用の電話番号(050ではじまる)が発行され使うことが出来ます。

電話をする健常者はなにもする必要はありません

注意点、使えるスマホに制限があります。高齢者は古いスマホを使っていることがありますので確認してください。

iOSの場合:iOS16以上
Androidの場合:Android12以上が対応です
iOS 16の対応機種は「iPhone 8」「iPhone SE(第2世代)」以降となります。「iPhone 6s/6s Plus」「iPhone 7」「iPhone SE(第1世代)」が非対応
。Android機の場合は種類が多すぎるためリスト化できません。Android12は2021年10月発表なので、その数年前の機種であれば対応しているようです。

残念ながらヨメテルは無料では無い!

ヨメテルを使うには上の表の料金がかかります。注目すべきは、固定電話と携帯電話(スマホ)の料金差が大きいことです。料金は受ける側(耳が聞こえにくい側)なので家族・友人などが頻繁に電話すると思わぬ金額が請求されるかもしれません。固定電話での通話を考えてみてください。

AIが適度によい仕事をしてくれる

実際にヨメテルの番号に電話してみました。
最初にガイダンスの音声が流れます。ここで問題がでました!相手が電話に出ないのです。

着信音が聞こえないので当然ではあります。バイブレーションがわからなかったそうです。30分後電話するむねショートメールをして時間待ちしていたところ、先方から「ヨメテルの番号050」から電話が来ました。

やはり最初にガイダンスが流れます。10秒たらずですがすこしもどかしい感じがします。(短く省略できる設定があると良いのではないかと思います)

数分話をしてみたところ文字への変換はかなり確実だそうです。AIが適度によい仕事をしてくれるようです。(この方は下記の音声ー文字変換アプリを時々使っている)
こちら側(聞こえる方)としては明瞭にゆっくり目に発音したほうがよさそうです。

耳が聞こえにくい側はスピーカーフォンの状態で話しているので環境音(救急車のサイレンなど)がすこし気になりました。また耳が聞こえにくい人は声が大きいので人混みの中で通話するのは人目をひくかもしれません。
によるサービスもあるようです

専門用語はまだ

当然といえば当然ですが、やや専門的な用語や業界用語の変換はまだのようです。ただ聞き取り能力は高いので判別可能な表示をしてくれるとのことです。
(例として写真スタジオで物撮り写真スタジオで物取りなどと表示)


誤変換が多めの用語として医療用語が挙げられるそうです。人間でも迷うことがあるのと、主にヨメテルを使っている世代は高齢者が多い≒医療機関に関わることが多いので順次AIが学習してくれると思われます。

難聴気味高齢者と文字で会話(意思疎通)する方法

ヨメテルは便利そうだが、対面で話をするのに電話は使いたくないが、普段の会話(意思疎通)を音声変換して文字にする方法が気になる方がいると思います。
介護現場・役所などではすでに使われています。

難聴者とのコミュニケーションもスマホ(タブレットが見やすい)にアプリをインストールして音声を文字に変換表示する方法です。主要なアプリを紹介しておきます。

管理人彦左と、難聴センパイはこえとらをメインのアプリとして意思疎通しています。

こえとらの利点は定型文を保存表示出来ることです。詳しくは動画をごらんください。

もう一つのアプリ、老眼が進んだらこれ

実はこえとらを使う前に別のアプリをインストールしていました。拡大メモというiPhone用(iOS)のアプリです
本来は文字を拡大表示するアプリです。老眼&難聴の義母のため文字を拡大する目的でこのアプリを選びました。この拡大メモには音声を文字に変換する機能が付いており、

文字拡大と音声文字変換が出来るので重宝していました。欠点としては、文字を大きくすると表示出来る内容が少ないことです。タブレットをお勧めするのはこのためです。
電話ではなく対面で音声-文字変換で意思疎通されるかたにお勧めです。

拡大メモダウンロードはこちら