あなたの家・会社の監視カメラ映像がたれ流されているかも?
日本全国での監視カメラの設置台数は500万台を超えたと言われています。(検索で出て来る数字はおおむね500万台です。2025年警視庁調べのようです)

日本中の約400台の監視カメラの映像を流しているサイトがある
それは「Insecam – ライブカメラディレクトリ」と言うサイトです。世界中の設定の甘い監視カメラの映像を流しています。日本のライブカメラはこちらです。
多くの映像は、広い範囲を写している定点カメラのようですが、中には明らかに店舗やビルの入口、個人宅の入口・駐車場などの映像が流されています。


insecamは、なぜ監視カメラ映像を垂れ流し出来るのか
要約すると、このサイトは、世界中のパスワード設定がされていない、または初期設定のまま放置されたIPカメラ(ネットワークカメラ)の映像を流しているわけです。
IPカメラは、インターネット経由で映像を外部から見られる機能を持っています。
初期状態では 「admin / admin」などのデフォルトID・パスワードが設定されているか、そもそもパスワード設定がされていないものもあります。(利便性を高める目的かもしれません)
公開されているカメラは、全世界からアクセス可能な状態(ポートが開放されたまま)になっている物がほとんどのようです。意図的に公開しているカメラもあります。(YouTubeにもたくさんある)
insecamは、サイト側でカメラをハッキングしているわけではありません。 誰でもアクセスできる状態のカメラのIPアドレスを収集して一覧化しているだけです。
運営者の言い分としては「パスワード設定をしないユーザーの落ち度」ということになります。
運営者は法人登記や連絡先、代表者名などは公開されていません。匿名の個人またはグループによる「セキュリティ意識の低さを警告する」という名目で作られたサイトです。サーバー情報などもみえません。
なぜパスワードが設定されない防犯カメラがあるのか
- 家電量販店やアマゾンなどで安価な海外製ノーブランドカメラを購入 → 初期設定のまま
- 中国製ペット見守りカメラ(3,000円前後)にはポートを開けっぱなしがデフォルトの機種がある
- 業者が設置後、パスワード変更(設定)しないで帰ってしまう
- 「自宅からだけ見てるから大丈夫」と思い、公開ポートを開けっぱなし
(複数人で見るため開けっ放しもある)
こういうケースが insecam.org に載ってしまっていることが多いようです。
また公開されていなくても、室内に置かれたペット見守りカメラの映像がネットに流れた事例はあるようです。ペット見守りカメラからプライバシー映像流出
自宅や自分の会社のカメラが晒されないようにする方法
絶対やるべき事
- 監視カメラのファームウェアを最新に保つ
- 必ずパスワードを変更する。
admin / admin などの初期パスワードは絶対に変更。できれば長くて複雑なパスワードに。
出来れば設定する事
ルーターの設定確認
- UPnP(自動ポート開放)を無効化。
- カメラのポート開放を不要にする(外から直接アクセスできないようにする)
単純な防衛方法、監視カメラのレンズに蓋をする。ペット見守りカメラの一部には蓋をする機能が元々付けられています。
使用している環境・使用法により設定できないこともあります。またマニュアルを読んでも設定出来ないと思えばメーカサポートを頼りましょう。