スマホ・デジカメの1億画素数は無意味

スマホ・PC・ガジェット

ついにiPhone 16eも4800万画素のカメラ搭載!

2025年2月発売のiPhone 16e、iPhone SEの後継と目されていたのでカメラ機能は画像処理プロセッサーの性能アップ+ソフトウェア的な改良で1200万画素のままになるではと私は予想していました。
蓋を開けてみると4800万画素のカメラ搭載になっているではないですか。


iPhone15から4800万画素になったので、この部品を共用しているのでしょうか?それともAndroidスマホの高画素指向によるものでしょうか?

高画素=高級イメージがあるかも

画素数が多ければ多いほど高級なイメージがあるのかもしれません。
テジカメ黎明期、某有名メーカーのカメラは撮像素子の正確な画素数は600万画素なのに補間技術で1,200万画素と謳って販売していました。あながち嘘ではないのですが、スッキリしない思いをしたのは私だけではないはずです。
そしてカシオの130万画素コンデジから始まり2,000万画素越えまで順次画素数アップ競争が行われました。ところが2,000万画素越えたところからデジカメの画素数競争が鈍化しました。
プロ&セミプロユーザーが、高画素=高級・高品位画像ではないことに気づいたためです。

Androidスマホはほとんど5000万画素以上

Androidスマホは低価格(3万円以下)の製品であってもカメラの画素数は5,000万画素が当然のようにラインアップされています。中には1億8,000万画素や2億画素などの機種もあります。

AppleもAndroidスマホの動きを無視できなくて4,800万画素カメラを搭載したものと推測します。

1億や2億の画素数競争は無意味

1億を超える画素数は無意味と思います。唯一メリットを挙げるとデジタルズームした時と撮影後にトリミングする場合、画質的に有利ではあります。

撮影後にトリミングする場合は元画素数で保存されていないと意味がありません。(高画素で撮影しても1200万画素程度で保存する機種・設定もある
元画素数で保存すると、膨大な画像データになりストレージがすぐ一杯になります。

デジタル一眼レフの多くは2400万画素程度

キヤノンのフラッグシップ一眼レフカメラEOS R1(100万円以上)でさえ有効画素数約2420万画素です。ニコン・キャノンはあまり高画素機を出していません。ソニーだけ6100万画素機を複数ラインアップしています。
デジタル一眼レフの場合、画素数よりも撮像素子の大きさやレンズ性能が画質に大きく関わります。

1億画素あれば数値的には、模造紙サイズの写真プリントができる

Lサイズの写真(300dpi)に必要な画素数は158万画素です。
Lサイズは89×127mmですからインチ換算3.504×5インチです。
3.504×300=1051  5×300=1500

1,051×1,500px(158万画素)計算の意味はここでは述べません。
1億5800万画素のカメラのデータならL版写真100枚分のデータになります。ストレージの容量が大きくてもすぐ不足するでしょう。
(多少は圧縮するのでL版写真100枚分のデータと同じではないでしょう。
1億画素データなら幅788×長1085mmの模造紙サイズの写真プリントが数値的には可能です。(300dpiでの計算)

一般ユーザーが模造紙サイズの写真プリントが必要なシチュエーションがどれだけあるのでしょうか?

スマホ内蔵カメラで1200万画素以上はオーバースペック

結論的に言うと、スマホ内蔵カメラは1200万画素程度で十分です。1億8,000万画素や2億画素カメラは無駄と言って過言ではありません。賢い消費者になりましょう。