南蔵院に行ってきた

街情報(福岡・九州)

涅槃像と宝くじで有名な南蔵院の最新情報

北部九州地域にお住まいなら「南蔵院」はご存じの方が多いと思います。念のためにAIに要約してもらった解説を載せておきます。

南蔵院の涅槃像の建設には宝くじの当選金が使われている

南蔵院(なんぞういん)は、福岡県篠栗町にある高野山真言宗の寺院で、日本最大級の涅槃像(ねはんぞう)で知られています。創建は1899年で、山号は「篠栗山」。篠栗四国霊場の総本寺としても有名で、多くの巡礼者が訪れます。

最大の見どころは、ブロンズ製としては世界一の大きさを誇る涅槃像(全長約41メートル、重さ約300トン)で、釈迦が入滅する様子を表しています。また、パワースポットとしても人気があり、健康・長寿・開運などのご利益があるとされています。

南蔵院の第28世住職・林覚乗(はやし かくじょう)氏は、1995年(涅槃像完成直後)に宝くじ(ジャンボ宝くじ)で高額当選したことで一躍注目を浴びました。しかも、住職自身が「当たるように」と祈願して購入した結果だったため、霊験あらたかだと評判になり、多くの人々がご利益を求めて南蔵院を訪れるようになりました。南蔵院に宝くじ売り場はありません。

南蔵院の象徴ともいえる世界最大級のブロンズ製涅槃像(ねはんぞう)はミャンマー国仏教会議より贈呈された三尊仏舎利を安置する場所として建立されました。全長41メートル、重さ約300トンの釈迦涅槃像は、今では篠栗町の観光名所であり、伝統仏教と現代的なスピリチュアル感覚が調和している珍しいお寺として多くの参拝者を集めています。

南蔵院の深堀情報

基本情報 釈迦涅槃像、大黒天堂、稲荷社など七福神トンネルから涅槃像側の拝観時間は9時~17時(最終入場16時30分)です。

相変わらず外国人参拝者が多い

私こと彦左は、納骨堂に親族の遺骨を納めてあるため数年前から南蔵院にはよく参拝しています。
コロナ流行以前は、韓国人観光客かクルーズ船に乗ってきた中国人観光客が観光バスで大量に押し寄せてきていた印象がありました。

最近の傾向として、アジア圏の外国人(日本に住んでるような?)が多くなってきました。韓国人・中国人もいますが、明らかに話している言葉が違いますし、片言の日本語を話す人が多い印象です。

もちろん西欧・米国?などの英語圏の観光客も沢山います。

南蔵院の拝観料は300円になりました。服装に注意!

18歳以下、日本人及び日本在留許可をお持ちの方(提示が必要です)は無料です。

2025年5月7日(水)から外国人の方を対象に拝観料(1人300円)を頂きます。

18歳以下、日本人及び日本在留許可をお持ちの方(提示が必要です)は無料です。

お参りの皆様におかれましては、出入り口付近の混雑によるご迷惑をおかけしますことをお詫び申し上げますとともに

確認へのご理解ご協力を頂きます様、お願い申し上げます。

※入場許可書をお持ちの団体は拝観料1人200円です。前日午前中までの申し込みが必要です。

公式南蔵院サイトより

服装によって入山禁止

南蔵院はあくまでも宗教施設です。観光施設ではありません。参拝するのにふさわしくない服装では入山禁止になります。
(NGは、ホットパンツ、短パン、ミニスカート、キャミソール等)
特に注意すべきは、夏の服装です。男性も女性も膝が出ている服装はNGです。日本人も例外ではありません。

受付で大き目の布を貸してくれるので巻いて行けば参拝出来ますが、参拝者が多い時間帯は貸出布が足らなくなる恐れがあります。

また上半身も露出が多いと上着(薄物でOKのようです)を羽織るように指摘されます。

足腰の不自由な方向け電動車いすの貸し出しがある

南蔵院は急な斜面を切り開いて作られておりシニアの中には、登れないので参拝を断念されている方もおられるようです。電動車いすの貸し出しがあるので足腰の不自由なかたでも参拝出来ます。

彦左の経験では、かなり高齢の女性が車いすに乗り、力がなさそうな60代?の女性が車いすを押しておられました。坂が急なので車いすを押すのに力がいるのではないかと思い声をお掛けしたところ電動車いすなのでらくらく上がりますと教えていただき初めて電動なのだと気が付きました。

信号と横断歩道のある参道一口を入ってすぐにある、慈悲殿という建物で電動車椅子の貸し出しが出来るようです。(台数までは確認していません)

参道入口からの写真、右側の建物が慈悲殿
階段を上がると涅槃像だが右に行くとエレベーターがある

参道入口から受付を通り、七福神トンネルを抜け道なりに行くと涅槃像に行ける階段があります。
この階段は無視して右側に行きます。月華殿(仲見世お土産店)の奥にエレベーターがあります。
トイレの横に一口があるので少し迷うかもしれません。なおこのトイレ最近改装されキレイになりました。

エレベーターで1階だけ上がれば涅槃像の足の方に出ます。目の前が広場です。涅槃像の前の建物も最近改装されキレイになりました。涅槃像の中を通る「体内参拝」も出来ます。護摩木500円を購入してください。

改装後の涅槃像の前
体内参拝受付

ワンポイントアドバイス、スマホを縦にしたまま記念写真を撮ろうとして涅槃像がうまく画面に入らず困っている人を良く見かけます。スマホを横にして撮影すれば涅槃像全体を撮影出来ます。

南蔵院、駐車場の情報

参道入口の少し先に駐車場があります。(無料)ただ止められる台数が少ないのですぐ満車になります。付近の有料駐車場を利用する方が多いようですが、もう2か所無料駐車場があります。

参道入口信号の手前の道から「JR城戸南蔵院前駅」の方に行き城戸南蔵院前駅の奥に慈明法院という看板があります。その右側の道の奥が南蔵院の無料駐車場です。わずかな距離ですがすれ違い(離合)出来ませんので注意がいります。Pと大きく看板がある場所は普通の有料駐車場です。

もう一か所は新しく出来た天地堂の横に有ります。天地堂専用になります。

南蔵院納骨堂(天地堂 あめつちどう)

JR城戸南蔵院前駅に隣接した施設として新しく天地堂 (あめつちどう)という納骨堂が出来ました。
詳細はリンク先(公式南蔵院)をご覧ください。

天地堂とは別に既存の納骨堂も4箇所あります。4箇所の納骨堂も少数ですが募集していることがあります。たまに見学会に来られている方を見かけます。既存の納骨堂の募集に関しては公式サイトに出ていないようなので直接南蔵院にお問合せください。

中央が天地堂 あめつちどう、右下がJR城戸南蔵院前駅

南蔵院周辺の飲食店

南蔵院参道入口右側にあるたまや | お食事処が一番近い(南蔵院の中にある)飲食店です。定食・甘味が中心ですが法事の会食も出来るようです。

吉田屋、南蔵院参道入口信号のそばにあります。こちらも定食が主体のお店のようです。

荒神茶屋 こちらも南蔵院参道入口信号のそばにあります。うどんとそばがメインのお店で丼物もあります。

南蔵院の、すぐそばにある飲食店はこの3件になります。涅槃像広場に休息所があり、ソフトクリームを売っているお店とJR城戸南蔵院前駅に揚げ物のさかえやというお店があります。
自販機は数か所設置されています。

南蔵院のカステラについて

食品つながりで、南蔵院にはオリジナルカステラがあります。南蔵院オリジナルの焼き印(涅槃像や梵字など)や包装が特徴的な本格的な長崎カステラ(長崎の業者さんが製造している)です。

法事などの時は、お供え物として使われ願主にお土産?として渡されます。

涅槃像のすぐ下の仲見世などで販売しています。

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