スマホのサブスク解約したはずがとんでもないことに

Yahoo!ニュースに、サブスク解約を忘れた方の記事が載っていた
シニアの場合、多くの人がが携帯ショップでスマホの契約やセットアップをしてもらっていると思います。
そして色々なオプション契約を勧められ、「1ヶ月無料なのでとりあえず全部入って」と言われそのまま契約している方がいます。
忘れずに契約解除すれば問題ありませんがかなりの確率で契約解除していないようです。
この投稿では契約内容確認と、解約方法について解説します。
携帯ショップでよく勧められるオプション
1. 保証・補償サービス(人によっては付けて良いかも)
- 内容:端末が壊れたときの修理・交換サービス。
- 月額:500円〜1,000円程度。
- ポイント:高額スマホなら入っておいた方が安心。ただし2〜3年使って壊さなかった場合は“損”とも言えます。物を良く落とす。手が滑るなどの人はオプションを付けていても良いかも?
2. 動画・音楽・雑誌見放題サービス
- 例:U-NEXT、dマガジン、YouTube Premium、Spotifyなど
- 月額:300円〜2,000円
- ポイント:ショップで無料お試し付きで勧められることが特に多いが、自動で有料に移行するので注意。不要ならすぐ解約を。
3. クラウドストレージ・データ保存系
- 例:Google One、iCloud+、ドコモの「クラウド容量オプション」など
- 月額:100円〜500円
- ポイント:写真をたくさん撮る人向け。Googleフォトなど無料でも十分なことも。楽天モバイルは50GB無料サービスを開始
4. セキュリティ・ウイルス対策
- 内容:スマホ用のウイルス対策アプリ(月額制)。
- 月額:300円〜500円
- ポイント:Androidスマホ向けに勧められることが多いが、使い方によっては無料アプリでも十分。また怪しいサイトにアクセスしないアプリのインストールは定評のある物だけにする
5. メールサービス
- 例:キャリアメール(@docomo.ne.jpなど)利用のためのオプション
- 月額:300円程度(会社による)
- ポイント:LINEやGmailを使うなら不要なことも。
キャリア独自のポイントプログラム:
- 月々の利用料金に応じてポイントが貯まり、機種変更やアクセサリー購入などに利用できるサービスです。
- 加入が必須の場合や、加入することで特典が得られる場合があります。
- ポイント:使い方やポイントの貯まり方などを良く確認して必須の場合以外は断る
なぜ携帯ショップはゴリ押しするのか?
携帯ショップにとって「オプション契約」はかなりの収益源になります。
むしろ、スマホ本体の販売よりも、オプション契約や回線契約のインセンティブ(報奨金)で利益を出しているケースが多いためです。
収益構造のポイント
📱 スマホ本体の利益は少ない
- 本体代金はメーカー(AppleやSamsungなど)からの仕入れなので、ショップが自由に利益を乗せにくい。
- 実際には「値引き(実質0円など)」で売っていることも多く、ショップの利益はほとんどないか、赤字のことも。
💰 オプション契約が儲かる
- 携帯キャリア(ドコモ、au、ソフトバンクなど)からの**インセンティブ(報酬)**が支払われる。
- たとえば「セキュリティサービス」「動画サービス」「補償オプション」などを契約させると、1件あたり数百円~数千円の報酬が入る。(契約時の報酬と、継続している間ずっと報酬が入る場合もある)
🏆 インセンティブの実態
- 「○個以上オプション契約を取ると報奨金アップ」など、ノルマに近い制度がある。
- そのため、店員は「とりあえず無料期間があるので入っておいてください」と勧めがち。
- 実際には、多くの人が解約を忘れて継続課金されることで、ショップ・キャリアにとっては安定した収益に。
対策、マイページを確認出来るようにしておく
スマホの契約内容(支払いやサブスク)を確認するための各社のマイページにログイン出来ますか? 支払い明細や契約内容を見てください。
携帯ショップからもらった書類に書いてあったと思うけど探さないとわからない。
マイページとは何?
スマホの画面の中の、オプションのアプリを削除したけど解約になっていない気がする。
マイページのログイン情報だけでなく各種のオプションサービスのアカウント情報も解約には必要です。携帯ショップからもらった書類を確認してください。
手続き代行してくれるショップもありますが、有料であったりアカウント情報が分からないと手続き出来ない場合もあります。
各キャリアのマイページ
NTTドコモhttps://www.docomo.ne.jp/mydocomo
ログイン後 →「契約内容・手続き」→「ご契約中のサービス」→解約したいオプションを選択
au(KDDI)My au https://my.au.com/
ログイン後 →「ご契約情報」→「オプションサービス」→解約したいサービスを選択ソフトバンク
ソフトバンク My SoftBankhttps://www.softbank.jp/mysoftbank/
ログイン後 →「契約・オプション管理」→「オプションサービス」から解約可能
my 楽天モバイル アプリ / WEB https://portal.mobile.rakuten.co.jp/
アプリ・WEBからログイン →「契約プラン」→「サービス・オプション」
マイページに載って無く解約出来ない(アプリ個別の契約になっている)音楽配信、動画配信、電子書籍などのサービスを契約している時は、それぞれ解約が必要です。
こちらはクレジットカードの請求明細に載っていると思います。
例 U-NEXTの解約
U-NEXTの解約方法(ショップ、ブースなどの対面申込の方)リンク先に画像付きで解説されています。親アカウントが要ります。
U-NEXTの親アカウントとは、U-NEXTの契約者本人が利用するメインアカウントのこと、家族などの子アカウントでは解約できません。
おまけの情報 アプリ課金を無効にする。
無料と記載しおきながら使うと勝手に課金してしまうアプリも存在します。さらに始末が悪いのが解約ページは英文のみという極悪業者も存在するようです。
スマホで勝手にアプリ内決済(課金)されないようにする設定をしておきましょう。
以下iPhone(iOS)とAndroidスマホ(Google Play)別に簡単にセット方法を記載します。
iPhone(iOS)の場合
🔒 アプリ内課金を制限する方法
- 【設定】を開く
- 【スクリーンタイム】をタップ
- 【コンテンツとプライバシーの制限】をオンにする(初回はパスコードを設定)
- 【iTunesおよびApp Storeでの購入】を選択
- 【アプリ内課金】→「許可しない」に設定
Android(Google Play)の場合
🔒 購入時に認証を求める設定
- 【Google Play ストア】を開く
- 右上のプロフィールアイコン →【設定】
- 【認証】→【購入時に認証が必要】をタップ
- 「すべての購入時に認証を必要とする」を選ぶ
👉これで、Googleアカウントのパスワードや指紋認証が必須になります。
まとめ 携帯ショップにはなるべく行かない
そもそも携帯ショップにはなるべく行かない
オプションサービスが、いらない(迷ったら)はっきり断る。値引きや後から貯まるポイントなどに影響する可能性あり。(判断してください)
どうしてもゴリ押ししてくるときは、2~3週後に来店するから全てのオプションを外す作業を約束させる(約束日を忘れないで下さい)